fx米ドル研究所

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欧州時間の米ドルの見通し8/3

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こんばんわ。

これは、米ドルの5分チャートです。

東京時間の米ドルは昨日のドラギ発言を受けて株価に連動すると

思いきや小動きに徹しました。

仲値が10:00時点で78.12でした。

ってことは10:00現在の米ドル円は78.09です。(チャートの値)ここで3p

のギャップが出ますね。公で78.12で売っているのにFXで購入したら78.09で買える

という状態。

ですので仲値が出たらすぐにそのギャップ(3p)を埋めるべく買われました。

ゴトウ日にでやすい現象ですが今日もでましたね。このギャップでトレードして儲けて

いる人結構いるんですよね~私は今日は参戦できませんでしたが・・・・。

さて、欧州時間の米ドルの見通しですが主なイベントはこちらです。

21:30 (米) 7月非農業部門雇用者数

21:30 (米) 7月失業率

23:00 (米) 7月ISM非製造業景況指数

何と言っても今日は雇用統計ですね。

それでは、ここに資料を一つ。

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セントラル短資FXより引用

今年の1月からの雇用者数の増加の様子です。

1月~6月までの結果ですがおしなべて考察してみますとそんなに悪くはないなと

個人的には見ています。

1月~6月までの雇用者増加数を足して6で割ると平均増加数が15.1万人の増加になります。

つまり市場の期待している以上にコンセンサスが高い!ということが判ります。

これまで雇用者数が少なくても米の株価は最近まで13000ドルを超えていました。

これが、市場のギャップなんですね。誰かが不安を誘導してその場の市場のセンチメント

を作り出し米ドル安に導いているの??と勘繰りたくなるような数値です。

今回、市場の予想数値は10.0万人の増加がコンセンサスです。どのような数値がでるのでしょうか?

前哨戦のADP社調べでは市場予想よりいいものが出ました。本番ではどうなるのか?

注目が集まります。いい数値が出るとQE3観測がさらに遠のく可能性があります。

また、雇用統計はみな「即効性」の指標と思われがちですが実は「遅行性」の指標

なんですね。

その辺りをよく覚えておかないとエントリーするときに「逆張り」になる展開に

なるので時系列の動きには要注目です。

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そして、これはいま値動きの重要ファクターのスペインの10年債の利回りのチャートです。

危険水域の7%を超えてきています。雇用統計がネタ切れになるとここが嫌気され動き

そうですよ!要警戒です。

米ファンダメンタルを探る上では23:00の指標も重要です。月1イベントのお祭り

に振り回されずにここも注視していきたいと思います。

応援よろしくお願い致します。

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