今週の米ドルの見通し9/16
こんにちわ。
これは、米ドルの日足チャートです。
ご覧のとおり緑丸がQE2発動時、赤丸がQE3発動時の値となります。
QE2発動後米ドル円では円安で反応していますよね。
なぜ??その理由を考えるのがFX取引をする上では
物凄く重要です。
このチャートは米国の10年物国債の値動きを示したチャートです。
チャートの中にあるのは本家豪ドルブログで書いたキーワードです。
今週の値動きに影響を及ぼすキーワードの1つである米10年債の利回りを
ここでは解説します。
2010年11/3にQE3が発動されました。その時の米10年債の利回りは
2.57%でした。これ以降、米10年債の利回りは上昇していることが
わかりますね。
つまり投資家の動きが変わる分岐点になりました。
現在の米10年債の利回りは1.8%とほどに買いこまれています。
今回金融緩和が行われたことがありこれの巻き戻しが起きると(もう起きていますが)
考えられます。
2011年2月には3.6%まで利回りが上昇しました。
この流れと同じく動くとするならば円安に向かう公算が高いといえます。
もし、違うとしても質への投資への変化になろうかと思います。その場合
金・プラチナ等の商品に投資先が変わると見ています。
債権売り→株式購入→景気回復といったシナリオです。
投資先の質の変化がQEの後はあります。その辺りを考慮して投資していきたいですね。
米10年債のチャートの記事にあるIMF・NO2の発言については本家豪ドルサイト
で書こうかと思っています。こちらもどうぞ。
ですので今週は米10年債の利回りに要注目です。上がりきったころにショート!
という戦術がいいですね。(長い目での目線ですが)
さて、今週値動きしそうなイベントですがこちらです。
9/17 (米) 9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
9/18 (米) 7月対米証券投資
9/19 (日) 日銀金融政策決定会合
9/19 (米) 8月住宅着工件数
9/19 (米) 8月中古住宅販売件数
9/20 (米) 9/15までの週の新規失業保険申請件数
9/20 (米) 9月フィラデルフィア連銀景況指数
こういったラインナップです。
大きく注目するのは9/19 日銀金融政策決定会合ですね。
ECB→FRBと金融緩和してきました。
なんらかの手を打ってくるとは見られています。
株価もいい感じで日経平均も9100円台に戻しています。
今年2/14の金融緩和のようにうまく嵌ると円安軌道に乗せやすい相場環境は
整いました。
9/19の日銀の打ってくる手に注目しましょう。
今週週の米ドル/円のレンジは
為替・FX ブログランキングへこちらに書いておきます。
よろしければご覧ください。