FX米ドル見通しチャート分析|環境認識、初心者へ2023年3月第3週
レンジ予想の結果ですが
チャートにもあるようにレンジ予想の仕掛けは
損切りとなりました。
先週のようにバッチリと決まることは
なく上限のあっという間に駆け抜けて
損切りに。
そして週末にかけては大きく
ドル売りに。
昨年の冬のようなボラティリティ
を伴った値動きになりました。
これも相場。
常にうまくいくことばかりでは
ないことが今週示されておりますので
キッチリと立て直して次ぐのチャンスの
あるところを探りたいと思います。
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これも会員様の継続のおかげ良いインプットとアウトプットが
出来ている証。
今後もこの位置をキープできるように頑張って参ります。
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今週の値動き要因
・アメリカの利上げのコンセンサスが上振れ
・アメリカ雇用統計は無事通過
・SVBファイナンシャル破綻でリスクOFFに
アメリカの利上げのコンセンサスが上振れ
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7日、上院での証言で、最近の経済指標を受け、金利を従来の想定以上に引き上げる必要がある公算が大きいと述べた。https://t.co/1VefYB50pr pic.twitter.com/DlnO4lc52M
— ロイター (@ReutersJapan) March 8, 2023
週中の値動き要因はこれになります。
ドル高要因になりますがこれにより
ボラティリティを伴って値動きしました。
これがドル円の前半戦の上昇部分に
なるわけですが週末にかけて
ドル安要因がまた別にあることが
その時には判らない現状でしたね。
アメリカ雇用統計は無事通過
【速報】米雇用統計
— 後藤達也 (@goto_finance) March 10, 2023
雇用者は予想より多く、平均賃金は予想よりやや弱め。発表直後に米国株はやや上昇しています pic.twitter.com/qRfFWxtiTM
アメリカ雇用統計は無事通過
しました。
失業率と平均時給が悪化したのですが
堅調な就業者数の伸びはFRBの金利引き上げ
がまだ足らないことを示しているのかも
しれませんね。
この結果により次回以降の金利は
まだ引き上げベースに。
となると先週末におきた金融機関の
倒産もまたありえるのでしょうか?
SVBファイナンシャル破綻でリスクOFFに
◆米株に何が起きてるの?
— Big Daddy (@BigggDadyy) March 10, 2023
SVBという西海岸のテックやVC相手に銀行業を営む会社の問題が発端
①数年前、コロナ禍でバブったスタートアップから大量の預金が流入
②それを元にSVBは長期債に投資(当時の金利は1%台)
③急な利上げでテックのバリュエーションが減って預金も流出
週末に飛び込んできたアメリカの金融機関の
破綻のニュース。
スタートアップを支援する銀行の破綻ですが
影響はかなりありました。
リスクOFFの展開となり株安・ドル安
で債券高という典型的な展開に。
今後の成行きはしっかりとみて
連鎖的な動きを示すのか?
パニックとまではいきませんが
週明けの市場の動きは注視する必要が
ありますね。
今週のイベント
3/14 アメリカ 2月アメリカCPI
3/15 アメリカ 2月小売売上高
3/16 オーストラリア 2月新規雇用者数
3/16 アメリカ 新規失業保険申請件数
3/16 アメリカ 3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
こんなところですね。
今週のドル円の値動き要因ですが
有価証券評価損失が自己資本比率に及ぼす影響度;SVB破たんは固有の問題。 https://t.co/ZFUHH23PRd
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) March 11, 2023
ネット上では色んな見方のある
今回のアメリカの銀行破綻問題。
連鎖的な動きは?リーマンショック級?
とも色んなことが囁かれておりますが
事実は徐々に判ってくるかと。
結果的に得をするのは債権プレイヤー
かなくらいに個人的には思っている
ところもありますのでしっかりと成行きを
みていきたいですね。
2023年は10週が過ぎ10週中7週が投資になっております。