欧州時間の米ドルの見通し9/19
こんばんわ。
これは、米ドルの5分チャートです。
今日は何と言っても日銀政策決定会合でサプライズがありました。
・政策金利:据え置き
・資産買入等の基金
市場コンセンサスでは5兆円程度と見られていたのですが
その2倍で日銀が動いてきました。それを市場は好感して
チャートにあるように79.20付近まで上昇しました。
国債を無制限に買い入れるECB
10兆円の金融緩和の日銀
無制限という文言が並ぶ欧米勢と比べると・・・・。
ですので2/14の勢いはなく79.00を行きかう値動きになっています。
でも何もしないよりはかなりマシ!当ブログで申しあげているように
あとは各国の10年債の利回りをチェツクですね。
実質それが実行利回りみたいなものですから・・・・。
さて、今夜の米ドルの値動きしそうなイベントはこちらです。
21:30(米) 8月住宅着工件数
23:00(米) 8月中古住宅販売件数
米住宅の重要な経済指標の発表があります。
2つとも無事通過すると日銀の緩和の効果とあいまってもう一段のドル高
円安の展開になりそうです。
今夜の戦術は
為替・FX ブログランキングへこちらに書いておきますね。
そして、これは度々このブログでも載せている豪ドル/米ドルのチャートです。
ご覧のとおり日銀の緩和とは全く関係のない値動きです。
米は金融緩和打ってきたのに米ドルが強く推移しています。
それは対ユーロにしてもそうですが・・・・。
これで各国中央銀行の策が出そろいました。これからは日頃の経済指標
が重要になってきます。それらを時系列で観察して通貨のバイアスを見極めて
取引していきたいものです。