来週の米ドルレート6/3
こんばんわ。
これは、米ドルの日足チャートです。
ご覧のとおり3/15から下げ続けていますね。
ユーロ圏の債務問題に端を発したこのリスク回避の
流れ、ですが米のQE2の効果が薄れてこのように
下落してきたの間違いなさそうです。
この表をご覧ください。これは今年に入ってからの米の雇用統計
の結果です。1月・2月は堅調でしたが3月からおかしくなってきましたね。
特に赤丸で囲んだ労働者の減り方を見れば米のファンダメンタルの悪化は
見て取れますね。
他の経済指標は概ね堅調でしたが肝心な雇用が減ってきているこの現状。
今年は「選挙の年」です。米大統領選挙があります。
もしあなたが「オバマ大統領」でしたらどうするでしょうか?
このままでは低雇用の大統領として選挙に臨まければなりません。
再選を目指すオバマさんならどのように戦略を立てるでしょうか?
こういう考え方をした場合ファンダメンタル分析しやすいですね。
さて、今週の値動きですがまずは重要な経済指標から。
6/5 (米) 5月ISM非製造業景況指数
6/7 (米) 6/2までの週の新規失業保険申請件数
6/8 (米) 4月貿易収支
住宅セクターの経済指標はいいだけにそこでの雇用はあり少しは修正
されすですが引き続き米ドルが強く推移するかというと微妙です。
今週も重要な経済指標があります、また日本の介入の動きにも注意しなければ
ならない神経質な相場展開が予想されます。
値動きのわかり易いところのみでエントリーして細かく利益を積んでいきたい
ものです。
とりあえず窓開けの値動きに注目です。今週は介入とQE3絡みのニュース
で動くと見ています。今週も頑張っていきましょう。
応援よろしくお願い致します。