今週の米ドルの見通し7/15
こんにちわ。
これは、米ドルの先週の値動きを示したチャートです。
かなりの値幅で動いた1週間でしたね。
一時は80.00を目指す動きもありましたが今週の米の経済指標は
概ね悪いものばかりでした。
最終的には窓開けより30p近く下落して先週の取引を終えました。
さて、今週の予定ですが主なイベントはこちら。
7/16 (米) 6月小売売上高
7/16 (米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
7/17 (米) 6月消費者物価指数
7/18 (米) 6月住宅着工件数
7/19 (米) 7/14までの週の新規失業保険申請件数
7/19 (米) 7月フィラデルフィア連銀景況指数
7/19 (米) 6月中古住宅販売件数
今週は米の経済指標の発表ラッシュですね。
住宅セクターからセンチメントを測るものまで多種済々です。
先週ひそかにですがこんなこともありました。
オバマ米大統領は9日の演説で、今年末に期限を迎える中低所得層向けの
減税延長法案を早期に可決するよう議会に求めた。11月の大統領選前の可決
を念頭に置く。大型減税などが失効する「財政の崖」の影響で景気が失速するのを防ぐ狙い。
(日経新聞より引用)
今年は選挙の年です。
QE3は市場コンセンサスではやらないというかやれない状況です。
無尽蔵に札を刷って配っても問題の先送りだということが分かっている
賢い米。今後オバマ大統領がどんな経済政策をとってくるのか?
経済政策を打たなければ自分の選挙で負けるのは必至な状況だけにその見極め
の時期は近いはずです。
もう手を打たないと選挙の11月までに効果が出にくいので・・・。
そんな意味でも今週の経済指標は要注目です。