QE3発動-東京時間の米ドルの見通し
おはようございます。
これは、米ドルの5分チャートです。
昨日は動きました!ついにQE3発動です。
まずは米の経済指標の結果から。
【指標】 (米) 9/8までの週の新規失業保険申請件数
【予想】37.0万件
【結果】38.2万件
この結果を受けて米ドルは15pほど下落しました。
その後は株価もジリジリと下げてついに25:30を迎えました。
・2015年半ばまで、FF金利を異例の低水準で継続する見込み
・MBSを月400億ドル規模で購入する
・労働市場が改善するまでMBS購入を続け、必要に応じてあらゆる手段を講じる
・景気回復後も相当な期間で緩和的措置を維持すべき
との声明が発表されると株価が切り替えしました。
それに連動するように一時77.12まで下げていた米ドルも急上昇。
米ドルが上がった理由は米10年債の利回りが上昇したのも起因しています。
ストップロスを巻き込んで上昇したんですがその後は利益確定の
売りにの流れに押され77.60付近で東京時間に戻ってきました。
FRBのとったQE3ですが内容を精査すると「住宅関連に重き」おいたものに
なりました。
逆に期限を設けず毎月400億ドルのMBSを購入をするとしており、緩和規模が
どこまで膨らむのかまるで見えない。これを格付け会社がどう見るんでしょうか??
もしかしたら格下げなんてことになりかねない「もろ刃の剣」を抜いたのかもしれません。
仮に次の雇用統計が悪いようだと・・・。来月考えますか!
米の株価は金融株を中心に幅広い銘柄に買い注文が集まり急伸。
206ドル高で東京に戻ってきました。
株価→仲値を見て仕掛けるいつものスタンスで行こうかと思います。
昨日はもう少し激しく下げると見ていたのですが下げませんでした。
77.00を割ると見ていただけに・・・・。円が弱くなってきているのかな?
大きく上下に振れなくなりました。