欧州時間の米ドルの見通し7/27
こんばんわ。
これは、米ドルの5分チャートです。
15:00を回ったら相場は一変していますね。
それまでのユーロ主導によるクロス円上昇もすぐに帳消し
となるようにクロス円は下落しています。
ドラギ総裁の昨日の発言でプチリスクONの流れになりましたが
この動きも長続きしないのか?
ノボトニー・オーストリア中銀総裁 「ESMに銀行免許を与える議論が見込まれる」
ドラギECB総裁の「ユーロを守るためには何でもする」
今週のユーロ圏の要人の発言です。
この発言で大きく値動きしましたがどうなんでしょうか??
このブログでも本家豪ドルのブログでも再三書いていますが
ユーロ主であるドイツの了解が得られていない状況です。一部報道ではドイツの与党議員からドラギ総裁へ
批判的な発言が出ているくらいです。一連のクロス円の上昇はドイツ要人が
サマーバケーションから戻ってきて議論が開始されてから様子を見た方がいいでしょう。
上記2人の要人はオーストリア人とイタリア人です。
特にドラギ総裁はイタリア人でスペイン問題が深刻化すると自国イタリアに問題
が飛び火します。現職での自国を心配しての発言と捉えるのは早計ですが少し
は勘繰りたくなる発言です。
さて、欧州時間の米ドルの見通しですが主なイベントはこちら。
21:30 (米) 第2四半期GDP・速報値
予想と結果が乖離すると大きく値を動かします。
また上記のようなことになるとQE3発動も観測されます。また今週末
月末ということもあり神経質な値動きになりそうです。
今日は21:30の経済指標の前からPCに張り付き5~10p獲れる場所探ろうかと
思います。今日は米のファンダメンタルを測る上でも重要な日となりそうです。
値動きだけでなく今後につながる指標なので要注目です。
今日も不要不急な取引はせず大切な資金を溶かさぬよう取引していきましょう。
応援よろしくお願い致します。