今週の米ドルの見通し 12/23
これは、今週の米ドルの週のチャートです。
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このチャートを見て2012年を振り返る(まだ早いか)
と春先の上昇とこの冬の上昇は「質が違う」なと思せるような
内容ですね。
春先は日銀が重い腰をようやく上げて「バレンタインプレゼント」という形
で上昇したものの後半の上昇は日本の弱さが露呈し始めた「円売り」の内容と
言っていいでしょうね。
場がれく続いた円高の終焉です。大企業の想定採算レートが78.50です。実際に業績に反映
されるまでこの円安が続いてくれるのは必至な情勢。
そうなると今度はアメリカのように出口戦略を探ることになるのが
普通ですが、日本は構造的にそうはいかない体質もあります。
・慢性的な財政赤字
・少子高齢化の急速な進行
・デフレ脱却の為の追加の赤字国債の発行
特に今もてはやされているのはデフレ脱却のための公共事業のことでしょうか。
一時的には効き目がありますが長期展望となると??
逆に考えれば一時的でも良いのかも。それは消費増税を成し得るためにですが・・。
このままいけば景気条項に引っかかり消費増税がかなわなくなりかねません。
なるべく瞬発力があるような政策を打ち、よく見せて参院選に行きたい
自民党の思惑が見え隠れするシナリオがあります。
両方達成できればいうことなしですね。ねじれ脱却と消費増税が可能になるのだから。
私たちが気を付けなければいけないのは瞬発力のある政策で景気が良くなったと見ない冷静な
目を持つということです。日本のファンダメンタル的にはこれで2013年前半戦
は上向きで越えられますがそれ以降の成長戦略を自民・公明両党が描けるのか?
このあたりに注目しましょうね。
総括が早いような気がしますが今週も相場やっています。
主なイベントはこちらになります。
12/26 (米) 10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
12/27 (米) 12/22までの週の新規失業保険申請件数
12/27 (米) 11月新築住宅販売件数
12/28 (米) 12月シカゴ購買部協会景気指数
アメリカの住宅のイベントが多いですね。
今週の戦術ですが・・。
米ドル/円このペアでは27日の財政の崖問題の協議次第の値動きだと思います。
先週、住宅の指標が崩れるということがありましたが今週の指標も崩れる
ようだと・・・。まだ、予断を許さない展開だと思います。
どこで折り合いをつけてくるかにかかりますが27日から協議再開なら年内4日しかないという
タイトな日程になります。合意できないというシナリオも考えつつレンジ予想をしたいと
思います。
本家豪ドルブログの予想も書いております。
よろしければご覧ください。
今週は前半戦がほとんどお休みみたいなものであります。
ですので、日頃より小さいちからで動かせる場面が多いのでいきなりの
値動きには要注意です。27日以降の流れが出た所でついて行くのが一番良いかと
思います。
先週「追撃ショート」は全勝でしたが今週は更にエントリーする場面を選ばないと
火傷以上にになるかも知れません。
ですので、ゆっくり参戦するつもりで行きます。
本家豪ドルブログに続きこちらでもやっていこうかと思います。
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