今週の米ドルの見通し8/5
こんにちわ。
これは、米ドルの日足チャートです。
昨年と同じようなチャートパターンですね。
春先まで円安。そして年末にかけて円高になるパターンです。
先週末の米の雇用統計では予想と結果が大きく乖離して市場は
リスクONの流れになりました。
力関係でいうと円安・ドル安で反応した形です。ECBのドラギ総裁の記者会見
でのリスク回避の流れ・週末の雇用統計での値動き慌ただしい値動きでしたが
今週はどうなるのでしょうか??主なイベントはこちら。
8/9 (米) 6月貿易収支
8/9 (米) 8/4までの週の新規失業保険申請件数
といったところです。
経済指標的にはこの2つだけですね。
来週からは欧州勢がサマーバケーションに入り市場参加者が少なくなると
想定されます。一方的な値動きには要注意です。
例えば
1円動かすのに100の力が必要だとするとこのような期間は流動性がない
ので1円動かすのに70とか60とかの力で動き得るということです。
これは、8/3のチャートですが朝方の乱高下している黄色丸のあたり
がそれにあたります。左の方に行って21:30付近は材料が多く値動きの根拠
がそれなりにわかりますが5:20~6:00までの値動きは全く持って不可解ですね。
このようなことは流動性が極端に低いときに出やすいんですね。
その期間が来週、再来週と続きそうです。
ですので今週は難しい値動きになりそうです。判っていることは先週末の
リスクONの流れが月曜日の朝方は続きアジアの株価が上昇するであろうこと。
判っている事実を積み上げて値の向く方向を確かめながら取引していきたい
所です。
昨年と同じような値動きになるんであれば円高方向です。
QE3=ドル安なので
その傾向になりやすいのかな?それともユーロ圏債務問題が解決に向かわず
時間稼ぎが終わるころに乱高下しそうな相場になりそうと見ています。
とにかく今週は乱高下に気を付けたい1週間です。
応援よろしくお願い致します。